お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻 発達臨床心理学領域修了(博士[学術]),臨床心理士資格(2008年)
東邦大学医学部心身医学講座研修生を経て,大学病院の心療内科と精神神経科に勤務。その後,東京都医学総合研究所心の健康づくりプロジェクトにおいて,若年層の初発精神病に対する早期介入の研究に従事。
現在,私立中・高スクール・カウンセラーとして勤務するほか,東邦大学医学部精神神経医学講座において精神病発症危険状態(At-Risk Mental State; ARMS)の臨床研究に携わる。また,医学部医学科客員講師として,認知行動療法を中心とした精神療法および心理検査に関する講義を担当。
世田谷区北沢総合支所小児心理判定員(2007年~)
EMDRトレーニングパート2修了(2008年)
PTSDに対するPE(Prolonged Exposure:持続エクスポージャー)療法トレーニング修了(2007/2011年,アドバンス・セミナー2012年)
【近年の著作】
「特集:心理専門職も知っておきたい精神医学・医療の現在:精神疾患の早期発見・早期介入」(井上直美・水野雅文) 臨床心理学, Vol.17. pp.311-315.2017年
『トラウマセラピー・ケースブック――症例にまなぶトラウマケア技法』(野呂浩史〔編〕,共著)星和書店,2016年
【ごあいさつ】
これまで精神科領域を中心に臨床と研究を行ってきました。ソイルには開設年(2012年)より在籍し,EMDRを用いた心理療法では,幼少期の被虐待経験・DV・事件や事故によるトラウマを抱えた方はもとより,長年,パニック障害や強迫性障害を抱えて生活に支障を来たしている方の早期改善へ向けたお手伝いをさせていただいております。
エビデンス(治療効果に関する科学的研究結果)に基づいた治療を実施するため,その方の状態によっては,EMDR以外の療法をお勧めする場合や,EMDRに他の療法を組み合わせて行う場合もございます。
よりよい人生に向けて最初の一歩を踏み出された皆様の勇気とご希望とを尊重し,伴走者として共に問題の解決に取り組んで参りたいと思います。
趣味は料理,美術館巡り,ピアノ。
University of Roehampton MA Art psychotherapy (芸術心理療法修士)修了。
英国Health and Care Processions Council認定アートサイコセラピスト/芸術心理療法士
British Association of Art therapists 所属 Basic-Ph アドバンスコース修了
ロンドンの成人向けメンタルヘルスデイケアサービスで、うつ・統合失調症・双極性障害などからの社会復帰サポートのためのアートセラピーグループを、また児童・青少年向けの公的メンタルヘルスサービス(NHS Child and Adolescents Mental Health Service)で、アートセラピーの個人セッション、グループアートセラピー、アセスメントなどを担当。不安障害、引きこもり、母子の分離不安、うつ、自傷などの悩みをもつ3歳から18歳までの子供と、その家族のサポートを行ってきた。帰国後は、都内の精神科クリニックに併設するセラピースペース等で、個人アートセラピーセッションを提供している。
【ごあいさつ】
EMDRによるトラウマ・PTSD治療をより効果的に進めるためには、まずご本人がある程度安定した状態で、過去のトラウマに取り組めるようにすることが大切とされております。また、トラウマ・PTSDに苦しんでいる方は、ご自身の過去の体験を思い出せなかったり、辛い感情や症状を言葉で説明できないと感じていらっしゃったりすることも多いと思います。アートセラピーでは、イメージという非言語的な手法を使いながら、クライアントの皆様が徐々に安定して辛い感情・症状・記憶にアプローチできるようになるサポートができ、その後に続くEMDR治療の効果をより高めたり、EMDR治療後のさらなる回復のお手伝いをすることができます。自由であたたかい雰囲気の中で、それぞれの方の悩みやペースに寄り添ったセッションをご提供して参りたいと思います。
University of Greenwich School of Social Science Academic Psychology (心理学学士)
聖徳大学大学院児童学研究科臨床心理学コース博士前期課程修了(児童学修士),
臨床心理士(2005年) 認定生殖心理カウンセラー(2005年) EMDRトレーニングPart2修了(2005年) 日本生殖心理学会 理事
現在,不妊治療専門施設で心理カウンセラーとして不妊治療中の患者さんにカウンセリングを行うほか,都内産婦人科においてもカウンセリング業務を行い、妊娠、出産後あるいは更年期におよぶ女性およびカップルへの心理支援に従事しています。過去には、心療内科クリニックにおいて不登校の児童やうつ病の患者さんのカウンセリングも行ってきました。また,がん政策研究事業(「若年乳がん患者のサバイバーズシップ向上を志向した妊孕性温存に関する心理支援体制の構築」)において心理面接介入メンバーとして研究協力を行っています。
【ごあいさつ】
長年生殖医療領域に関わりながら,ソイルには開設翌年(2013年)より在籍しトラウマ治療の臨床を行ってきました。数ある心理療法の中でわたしが最も信頼を置いているものの一つがEMDRです。EMDRを中心にクライエントさんの課題や状況などに対応しながら,柔軟にカウンセリングを行っていきたいと思っています。
趣味は読書と手芸。